『巣立ちのための60のヒント』 著:林 恵子

この本はNPO法人のブリッジフォースマイルさんが児童養護施設を巣立つ子どもたちのために、
①お金と生活
②住まいと健康
③働く
④コミュニケーション
という分類で社会で自活するための説明と共に注意しなければならないことなどがしっかり書かれている。
全体の大枠を書いてあるに過ぎないけれど、まずは最低限の大事なことがちゃんと網羅されているのでこれを1冊頭にいれておけば安心できる。
その他の細かい情報などはネットやそのほかの本を参考にしたりすればいいので、
まずは全体を捉えるというところでとても役立つ。

施設を巣立つ子どもだけではなく、親元を離れて1人暮らしをする子どもや、親と同居していても自活を考えている子など、ぜひ読んでみて下さい。
進路が決まって旅立つ子へ、プレゼントしてあげるのも良いと思います。

そしてNPO法人ブリッジフォースマイルさんの活動も素晴らしいです!
日曜日にはスキルアップ研修を受けてロールプレイングをしながら支援者としての関わり方などを学んできました。
既に子どもたちの自立支援に関わっている人たちとのお話を聞いて、そこに集まってくる人たちがとてもステキな人たちだということを知って驚きでした!
考えてみればそうですよね。自分に余裕のある人しかそういう場所へはこれないですもんね…。
その場には若い人たちもたくさんいて、素晴らしい光景で、とてもあったかい気持ちになれました。
興味のある方はぜひ参加してみて下さい。
既に自立支援をしている方の声として
「組織がしっかりしているから、支援者の負担が少なく気軽に参加できる」とのお言葉。
なるほど、ですね!色々な生活の負担や気持ちの負担を考えて、足踏みすることって多いですよね~
安心して参加できるって、大きな力です。
一人でも多くの方に興味を持っていただいて、参加してもらえればもっともっと世の中がイキイキします!

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