ライト兄弟のチームの誰一人として大学を出ていませんでした

【サイモン・シネックの『優れたリーダーはどうやって行動を促すか』】

～抜粋～
サミュエルピエールポントラングレーは成功のレシピと言えるものを備えていたのです。
サミュエルは５万ドルの資金を陸軍省から与えられ、飛行機械を開発していました。資金は問題なし。
ハーバード大に在籍し、スミソニアン博物館で働いていた彼は人脈豊富です。当時の頭脳たちと通じていました。
金にモノを言わせて最高の人材を集めました。市場の環境は絶好。
ニューヨークタイムズは彼を追いかけまわし、みんなラングレーを応援していました。
では、どうしてみなさんはサミュエルラングレーのことを聞いたことがないのでしょうか？

そこから数マイル離れたオハイオ州デイトンにいたライト兄弟のオーヴィルとウィルバーは成功のレシピとは
まるで無縁でした。お金がなく、夢に挑む資金は自分たちの自転車店から持ち出して
ライト兄弟のチームの誰一人として大学を出ていませんでした。オーヴィルとウィルバーも違いました。
ニューヨークタイムズに追い掛け回されたりもしませんでした。
違っていたことは、オーヴィルとウィルバーが大義と理想と信念に動かされていたということです。
　
彼らはもしこの飛行機を作り上げることができたら、それは世界を変えることになると信じていました。
サミュエルラングレーは違いました。
彼が求めていたのは富と名声です。それによって得られるものが目的であり、富を追求していたのです。
そしてどうなったのでしょうか

時間がある人はYou Tubeにて全部見てみてね！